掘り出されたばかりの石炭を原炭(げ んたん)といい、様々な選炭によって精 選された石炭を精炭(せいたん)といい ます。
  精炭は原炭に比べるとかなり細かな粒 子状で、貯炭場に蓄えられ、桟橋に横付

けされた石炭運搬船に積み込まれました。

  画像は、掘り出された後様々な行程を 経てできた精炭を最後に運搬船に積み込 む為のベルトコンベアの遺構ですが、現 在では支柱だけが残り、さながら古代の 列柱遺跡の様相になっています。
  この支柱の周辺が総て貯炭場で、操業 時は常に真っ黒い精炭が山のように積ま れていました。
  画像右下方の地表が黒く見えるところ が精炭の名残です。


鉱業所施設としては一番目立つ位置に目立つ形で残存するコンベアの支柱群



山積みされた精炭を下から運び出すためのトンネルコンベア跡


製品炭を船積みする積込桟橋が載っていた施設

 
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黒ダイヤのトンネル

プロローグ

■端島炭鉱沿革■

沿革

■主要施設■

鉱業所全景 坑道 竪坑 捲座 選炭施設 貯炭ベルトコンベア 換気施設 動力施設 硬(ぼた)

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■鉱業所のデザイン■

様々なデザイン