サムネイル・クリックで、各建物・施設の詳細解説へ進めます。(現在準備中)

ボイラー室煙突

稼働時は建物よりも遙かに高く、煙をもく

もく吐いていた煙突。

新圧気室跡

坑内の作業で使う掘削機や削岩機へ送る圧

搾空気を造り出していた施設。坑内はガス

が多いため、動力は主に空気圧を使用。

資材倉庫

窓や建物の形から、要塞のようにも見える

資材倉庫と呼ばれた建物。

20tクレーン

学校の直ぐ横の資材倉庫に隣接する、主に

生活関連物資の荷揚げに使われたクレーン

の基礎。

変電所

24時間フル稼働していた炭鉱への電力を供

給していた変電所跡。配電盤裏のアルミ壁

がいまでも残存。

四坑捲座

竪坑を上下して鉱員や石炭を揚げ降げする

ケージ(エレベーターのようなもの)を巻

き上げる機械があった施設。

圧気室・第一主要扇風機室

地底深くに広がる坑道内の新鮮な空気を保

つための巨大な扇風機とそのモーターがあ

った施設。

圧気室

坑内の作業で使う掘削機や削岩機へ送る圧

搾空気を造り出していた施設。坑内はガス

が多いため、動力は主に空気圧を使用。

清水タンク

上に乗っていた木造の建物は崩壊し、現在

ではコンクリート部分のみ残存。

第二主要扇風機室

No.110の扇風機の補助として設置された扇

風機とそのモーターがあった施設。

風道弁室

坑道内の新鮮な空気の出入口で、いわば炭

鉱の命綱のような施設。

第四竪坑(四坑風塔)

かつてはこの下に垂直370mもの竪穴があ

り、おもに坑内の空気の排気口としての

役割を担っていた竪坑跡。

積込室

室内には石炭ストーブが錆び付きながらも

残存する、堤防沿いに残る建物施設の一つ。

電気倉庫、オリバーフィルター室

現在は完全な更地と化している、真空状態

を利用して粉炭を回収・乾燥する機械など

があった場所。

トンネルコンベアー

現在でも細かな石炭が随所に散乱する、か

つては積込前の石炭が山積みされていた貯

炭場。

積込桟橋

選りすぐられた石炭を岸壁に横付けされた

運搬船に積み込むためのコンベアが渡され

ていた施設。

積込桟橋橋脚

一番奥が最後まで使われていた積込桟橋の

橋台。右側が旧積込桟橋の橋台。水面上は

コンクリ製だが海中部は石積み。

貯炭ベルトコンベア支柱

現在では古代列柱遺跡の様相を呈する、N

HKドラマ『深く潜れ』にも登場したコン

ベアーの支柱跡。

旧積込桟橋

選りすぐられた石炭を岸壁に横付けされた

運搬船に積み込むためのコンベアが渡され

ていた旧施設。

浮選機室

様々な行程を経る選炭作業の中で、浮力の

違いを利用して粉炭を回収する装置があっ

た建物の基礎跡。

ドルシックナー(凝縮槽)

鉱業所のほぼ中央に位置する、粉炭回収の

ための液体を造り出していた、直径20m以

上もある巨大な凝縮槽跡。

地下取水施設

煉瓦造のドーム型をした、選炭関連のため

の取水施設。

重油タンク

操業時の写真をみるとかなり大きなタンク

が載っていた、重油タンクの基礎跡。

ボタ排出コンベア口

選別されたボタを、岩礁及び住宅棟を貫い

て外海に投棄していたコンベア用トンネル

の、鉱業所側の入口。

水洗機ブロワー室

石炭の精製過程で、水洗と風圧で良質な石

炭と廃石に選り分ける装置があった建物。

選炭機・手選機

現在では殆ど基礎程度しか残存していない、

産出された石炭を精炭とボタに選別する初

期段階の行程の施設跡。

ぼたポケット

現在では施設内の機器の一部のみが残存す

る、石炭の選り分けによって出た廃石など

を貯蔵しておく場所

15tクレーン

閉山後も暫く残っていた、主に木材等の荷

揚げに使われた、レール敷きの前後稼働式

クレーンの土台。

13tクレーン

現在では円形の基礎のみが残存する、円周

可動式のクレーンの土台。

旧第三竪坑跡地

現在では瓦礫が散乱する、昭和10年まで

稼働していた第三竪坑があった付近。

坑口原炭ポケット

第二竪坑の桟橋と呼ばれる施設の中にあっ

た、掘り出された石炭を最初に貯蓄してお

く場所。

第二竪坑・竪坑桟橋

炭鉱のシンボル、竪坑櫓が建っていた場所。

現在は鉄骨の一部と入坑桟橋への入口(画

像右)だけが残存。

各事務所施設

浴槽はいつも真っ黒だった、大きな共同浴

場を持つ事務所跡。煉瓦壁は閉山時資材事

務所として使われていた旧第三竪坑捲座。

二坑捲座

鉱業所内の中では、最も規模が大きかった、

第二竪坑の捲座跡。一部を除きRC製。

会議室・鍛冶工場

島の南地区に位置するため、波潮の影響を

直接受け、鉄筋以外の施設は全て崩壊した、

会議室(奥)と鍛冶工場(手前)跡。

仕上工場

南部方面の平坦地に唯一残る仕上工場跡。

油倉庫

当時は油も貴重だったため、常に備蓄され

た、構内作業に必要な油の保管場所。僅か

に石油臭が残存。

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